私が親になった時、本当に何もわからなかったから、赤ちゃんの世話の仕方、ご飯の食べさせ方、お風呂の入れ方、服の着せ方、寝かせ方…さまざまなたくさんの種類の本を読んだ。
さらに娘のカーラが幼児になった時も、癇癪(かんしゃく)やトイレトレーニング(トイトレ)の対処の仕方に関する本をたくさん読んだ。
実際、世の中にはたくさんの子育てに関する情報があったけど、私が初めて親になった時は家庭環境についてのマニュアルはほとんどなかったし、私もあまり考えてなかった。
娘がいつか神様と周りの人たちを愛する自立した女性になるために、親の私が娘のために作り上げる環境については深く考えていなかった。
家族として私たちが子供に与える環境が、子供達の成長や人格形成に大きな影響を与えることになる。けど、良い環境を作り上げるための努力や時間を費やさないで、毎日絶対しないといけないこと(仕事、家事、子供たちと遊ぶなど・・・)を日々こなすのは逆に簡単だと思う。もしかしたら、良い環境にするためのコツを私たちはただ単に知らないだけかもしれない。
私が家庭環境の改善するためや、子供たちにとってより良い環境を作るために特に気をつけてるポイントを下にまとめたよ。
楽しい
私自身が家を笑顔や喜びいっぱいの楽しい雰囲気にするよう心がけている。私自身がしないといけない日々の家事をストップしないといけないときもある。たとえば、お皿洗いを後回しにして子供たちと一緒に粘土で遊んだり、わたしが服をたたむ間はベッドでジャンプしたりして楽しい雰囲気にしたりしてる。

娘にお気に入りのキャラクターのペッパピッグの家と自分の家のどっちに住みたいかを尋ねたら、「自分の家に住みたい」と言ってくれたのを聞いた時、とっても嬉しい気持ちになった。だって、それは彼女にとって家が大好きで楽しい場所と思ってくれているって意味だから。楽しい環境って、ただ私たちがいるだけで実現できるもの。例えば、ハードワークだったり、家事ばかりしていたり、家で長時間パパが仕事しているなら、楽しい環境にはなりにくい。だから、私たち親は子供達が興味を持っていることや行動がわかるくらい身近にいる必要がある。
子供達は、私たちにとって趣味や仕事以上の何よりも最優先するべきプライオリティ。忙しすぎる事が原因で、人生で一番大事な子供達との時間を逃したくない。
しつけ
子供は、親が言ったことを学んで行動するのではなく、親がしていることを真似して行動していると言われている。
彼女が変な行動をする時や自分の願いが叶えてもらえないような時は、パパそっくり!
たくさんのしつけの方法があって、私がどのようにしつけをしているかをここでは説明しないけれど、すべての子供にとってアドバイスや善悪の判断を知ることは必要だと考えてる。ただ、私自身気づいたことは、夫からでもアドバイスやサポートをもらうようにしておく必要があるということ。私が自分の子供達に人の意見を聞くようになってほしいと思うのなら、まず私自身が他の人の意見をきちんと聞く必要がある。
どんな風に子供達をしつけるとしても、いつも子供達には愛を持って、子供達を受け入れて、励ますように接している。私が娘のカーラにわかってもらいたいことは、どんな罰を与えても、私はそれでも娘を愛しているし、彼女がどんな性格だとしても受け入れる。たとえ、娘の行動に納得できなかったとしても、娘が何かをしたから(しなくても)愛しているんじゃなくて、彼女の存在そのものが大切で心から愛してる。
彼女のお仕置きの時間が終わった後、いつも彼女のそばに戻って手を握って、娘が自分から「ごめんなさい」と「何が悪かったか」というように言ってもらうようにしてる。
神様
クリスチャンの価値観や神様について、子供に教え始めるのは決して早すぎないと確信してる。自分の行動や言葉を通して、神様やクリスチャンの価値についてたくさん教えている。夜に聖書を読み聞かせたり一緒に祈るだけではなく、どうやってクリスチャンとしての人生を普段の生活に実践していくかを教えてる。例えば、どうしておもちゃや食べ物を一人占めしないで誰かと一緒に分けるのか、なぜ親の言うことを聞かないといけないのか、なぜ他の人に優しくしないといけないのか、などを子供達に説明したりすることを意味してる。それはもちろん、私自身も私の親の言うことを聞かないといけないし、私も夫と私のケーキを分け合うことを意味してる。
また、どのように祈ったり、感謝するのかを子供達に教えることはとても大切。私たちが夜に祈る時、私はいつもカーラに「何に感謝しているか」をたずねる。娘はまだ2歳だけど、それでも彼女は私にしっかり教えてくれる。内容が「お風呂」「幼稚園」「キャンドル」だったとしても。娘が私に伝えてくれることはまだ本当に適当な単語だけのことも多いけれど、それでも私たちは一緒に祈って、神様にそのことを感謝するようにしてる。
毎日、子供達にささいな神様からくる価値観を子供達に少しずつ教え込むようにしている。
私たちの言葉
家族の中で私たちがそれぞれのメンバーにどのように話すかはとても重要。私が子供達や夫についてどのように話すかによって、家族や家の雰囲気が決まる。夫に話す時や、子供にパパのことを話す時、友達のことや周りの人について話す時、私はできるだけポジティブな態度でいるようにいたいと思ってる。
私の口調や話し方が家族の関係を良くすることもできるし、壊すこともできる。だからこそ、夫について話す時は不満やネガティブなことじゃなくて、愛情いっぱいに話したい。